神野臨海株式会社は昭和47年、豊橋港の開港と同時に設立し、港とともに発展してきました。
豊橋、蒲郡、西浦および田原の4港湾を包括して昭和37年5月、三河港が発足、39年4月には重要港湾に指定されたものを受けて、大型港湾を臨海工業地帯の造成に向けて県と関係の漁業協同組合の間で漁業補償交渉が行われ、牟呂地区を含む豊橋地区は42,43年度で全組合が妥協し、港が本格的に始まりました。その中で父祖伝来の漁場を失った牟呂地区の漁業者が中心となり、新天地を求めて設立されたのが
神野臨海開発株式会社でした。
三河港は、平成9年には特定港に指定され、その中核となる豊橋エリア(豊橋港)は、港湾施設やアクセス道路の整備とともに、自動車輸出入を主体として急速な発展を遂げ、平成5年から自動車輸入台数、金額ともに25年連続全国1位の実績を誇っています。
そうした中で当社は、港湾荷役、倉庫、輸送業務を主軸として、海陸の一貫輸送体制の整備を進めることにより、新しい物流システムを確立してきました。 三河港豊橋エリア(豊橋港)の開港と共に歩み、当社が発展し今を迎えることができるのは真にうれしい限りでございます。
                            代表取締役会長 鈴木 和久